ブロンコ 1/35 CB35029
英・マークIV-A型巡航戦車(A13Mk.II)前/後期型

価格はリストに掲載されています。ご覧下さい。


箱のサイズ448x300x68(mm)

マークIII巡航戦車に増加装甲を施したマークIV巡航戦車は生産途中から
同軸機銃をそれまでの水冷ビッカース機銃から空冷ベサ機銃に変更しまし
た。それに伴い防楯も鋳造製の新型のものになりました。このベサ機銃タ
イプはマークIVAとAをつけ区別されました。防楯は更に生産途中で形状
が変更されています。マークIVA巡航戦車は主に北アフリカに送られ
ましたが、車体にはオイル缶やドラム缶などを搭載できる様にラックが
付けられています。ドイツアフリカ軍団やイタリア軍との戦いでイギリスの
機動戦力の中心として活躍しました。



後期型の防楯です。上には機関銃用の廃熱口が開いています。
その部分のメッシュはエッチングパーツとなっています。



初期型の防楯です。開口部を全て覆い隠す形状です。
砲基部横の穴には機銃基部が付きます。



初期型に付く機銃基部と機銃銃身です。スライド金型で銃口が開口しています。



主砲もスライド金型で開口済みです



砲塔前面装甲です。砲開口部横の視察口が比較的大きいのが大戦初期
の戦車らしい部分です。



後期型の砲基部です。



初期型の砲基部です。



車体後部に搭載されるオイル缶です。



車体後部に追加された雑具ケースです。縁の薄さが分かります。



砲等基本形状です。基本部は当初か変わっていません。



くの字型になっている砲塔側面の増加装甲です。



サスペンション部です。元のクリスティーと違いコイルバネの他に
ダンパーが追加されています。



平板なホイール部を持つ大直径転輪です。



砂漠などで砂埃を抑えるサンドシールドは北アフリカ戦では必須装備です。



車体前面下部の装甲部です。



防楯の変更に伴い前面増加装甲板の隙間も無くなっています。



初期型防楯のアップです。



後期型防楯のアップです。



車体には大きな変化はありませんがオイル缶ラックやドラム缶
ラックなどが増設されています。