ブロンコ 1/35 CB35077
英・25ポンド自走榴弾砲ビショップ

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箱のサイズ448x300x68(mm)

北アフリカ戦でドイツ軍の自走砲の活躍に注目したイギリス軍が1941年に
同種の車両を要求した事から開発が始まりました。砲は当時の主力榴弾砲
の25ポンド砲が選ばれ車体にはバレンタイン歩兵戦車が使われました。
砲塔を撤去した後に箱型の戦闘室に25ポンド砲を搭載する単純な方法
だったので早速1941年11月から生産が始められ北アフリカの英軍に配備
されました。しかし急造のため戦闘室の狭さや仰角の不足、搭載弾薬の
少なさ、移動速度の低さなど幾つかの問題が指摘されましたが英軍初の
自走砲として運用ノウハウの習得など貴重な経験をもたらしました。



戦闘室前面です。ハッチなどの干渉を防ぐため複雑な
形状をしています。また繊細な溶接跡などもわかります。



戦闘室上面です。2種類の上面が入っていてどちらか選択式です。



大きく平板な側面です。上部のみに上面板取り外し用の
アングルを止めるリベットが付いています。



スライドで砲口が抜かれている25ポンド砲身です。



後面ドアが大きく開く戦闘室なので内部の機器も充実の内容です。



リベットのモールドが美しい25ポンド砲架です。



狭い車内を有効に使用するため複雑な形状をした
砲弾ラックです。



砲弾も多数付いています。



25ポンド砲は分離式なので薬莢は別となっています。



車体部はバレンタイン戦車ほぼそのまま使われています。



バレンタイン系独特の構造のサスペンション部です。



直径の異なる転輪を組み合わせている転輪部です。