ブロンコ 1/350 CB5016
清国戦艦・定遠(テイエン)1894日清戦争
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箱のサイズ385x245x55(mm)

配備当時、東洋一の堅艦と呼ばれ日本も含め大きな脅威と写った戦艦です。
建造はドイツのフルカン社で行われ30cm主砲4門に舷側装甲355mmを持って
攻防において非常に強力な能力を持っていました。日清戦争での黄海海戦では
清国軍提督丁汝昌の乗る旗艦として参加、清国艦隊は横陣で衝角攻撃を仕掛け
ましたが速力の高い日本艦隊に翻弄され多数の命中弾をうけました。しかし
日本軍の小口径弾では主要装甲は被害を受けず離脱に成功、威海衛に戻り
ました。その後、威海衛で陸海から日本軍に包囲され水雷艇の攻撃で浸水
艦長は自沈を指示し沈没しました。



パーツ全体です。



艦首部です。喫水下には衝角が装備されています。



艦尾部です。スクリューは2軸です。



船体裏側です。喫水部が薄く成型されておりその部分で切り取るとウォーターラインにも出来ます。



独特の主砲の配置が分かります。左右の砲塔がつながったバーベットが分かります。
この配置で主砲を前後方向に向けることが出来ます。



上甲板です。前後に副砲の台座があります。



前方の上甲板です。副砲ターレットがあるのが艦首側です。



搭載されるカッターです。



艦尾の清国を象徴する竜の紋章と艦名プレートがあります。



ミリタリーマストとスクリューです。スクリュー形状が時代を感じさせます。



砲塔上の空中デッキです。主砲の上方に甲板を設け操舵艦橋もここに作られました。



30cmクルップ主砲と15cm副砲です。共に後装填式ライフル砲です。



砲身にはスライド型で砲口が開口しています。



主・副砲塔のフードです。主砲フードは黄海海戦時には外されていました。



主・副アンカーで形状が異なります。



細部パーツもしっかりと再現されています。



搭載されている水雷艇です。2隻搭載されそれぞれ「定1号」「定2号」と呼ばれました。



ボイラーに空気を取り込む通気塔です。




主砲砲座です。





エッチングパーツには手すりやタラップなどで船の精密度を高めます。