ブロンコ 1/350 CB5019
清国防護巡洋艦・靖遠(セイエン)1894日清戦争
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箱のサイズ385x245x55(mm)

日清戦争は近代装甲艦同士の初の海戦で、しかも近代日本が戦った
初めての近代戦でした。1894年9月17日黄海で戦われた海戦は日本海軍
の戦術や艦隊行動の速度の優位、そして多数の速射砲により清国艦隊は
巡洋艦5隻沈没を含む大きな損害を受け威海衛に敗走しました。靖遠は
同型艦の致遠が沈没する中、損傷を負いながらも定遠・鎮遠の両戦艦
と共に威海衛への逃走に成功しました。しかし1895年1月から始まった
威海衛の戦いでは湾内にいる清国残存艦隊に陸地からの砲撃や水雷艇
の攻撃などを受けつつ砲撃で反撃をしていましたが2月9日の水雷艇
攻撃でついに靖遠も被雷・沈没しました。



艦首部分です。この時代の特徴である水面下の衝角の形状や
直ぐ上の魚雷発射管などが分かります。



中部甲板です。中間部は前後の甲板より一段下がっています。



主砲の台座です。前部砲塔は2門、後部砲塔は1門のクルップ砲が
搭載されます。スノコ状の作業部がユニークです。



致遠との大きな違いはマストの形状です。比べてみると面白いでしょう。
更に艦名板もそれぞれ違います。



船の備品としては最も有名な碇です。非常にオーソドックスな形状です。



21cm主砲と15cm副砲です。スライド型で砲口が開口しています。



搭載される動力艇です。スライドで内部も再現されています。



15cm副砲の防楯です。左右の中央部に付きます。舷側から張り出した
部分に搭載されるので前後方向にも指向できます。
また階段は写真のプラパーツかエッチングパーツのどちらかを選べます。



搭載されるカッターです。うえに付くパーツの前後の網目モールド
が非常に繊細です。