ブロンコ 1/200 CBS2001
中国駆逐艦DDG138泰州Taishou(露ソブレメニィ改級)

中国海軍が2001年にロシアより購入した改ソブレメンヌイ級の一番艦が泰州です。中国はこれまでにソブレメンヌイ級は2隻購入
していましたが、それらはロシア海軍向けの艦を購入したもので改ソブレメンヌイ級は新たに建造を依頼して完成した新鋭艦です。
機関は蒸気タービン2基4軸99,500馬力を発揮し32.7ktの速力を発揮します。ヘリコプターもKa-28対潜ヘリを1機搭載しています。



武装はAK-130 130mm連装砲、3E80MBEモスキート対艦ミサイル四連装発射管2基、CADS-N-1カシュタン砲ミサイル複合CIWを2基搭載。
AK-130は砲身は水冷式の自動砲で毎分60発の発射速度を持っています。対艦ミサイル3E80MBEモスキートは射程200km巡航速度
マッハ2.5で誘導はヘリコプターまたは衛星からのデータによる慣性誘導で巡航し最終段階では自己のレーダーによってホーミングします。
動力はロケットとラムジェットの併用で最終段階では回避運動をしながら高性能爆薬300kgで突入します。
カシュタン近接防空システムは30mm6銃身機関砲2門と対空ミサイル9M311を併用したシステムで機関砲の射程外はミサイルで、
近接では機関砲を用いて接近するミサイルなどを迎撃します。



中国海軍で初めてエリアディフェンス能力をもつ対空ミサイル9M38M2シュチーリ-1、300mm対潜ロケットRBU-1000 6連装発射機も装備。
9M38M2シュチーリ-1システムはミサイルの9M38M2の中間慣性誘導を取り入れた長距離対空ミサイルで射程50kmを誇ります。また
システムはミサイル以外にMR-750MA 3次元対空レーダー、MR-90「オリェーフ」管制レーダー、コントロール装置、
光学電子照準装置などの総合システムです。



ブロンコから送られてきた完成見本の写真です。リボンがかけられているのは実艦に贈られたのでしょうか?
かなり大きなキットのようです。



パーツ写真です。大きな箱にぎっしりと詰まったパーツ群!大きさに見合ったパーツではないでしょうか?



手すりはエッチングパーツで入っています。碇のチェーンも入っています。名板もエッチングで高級感を出しています。


 

船体長780mm。巨大な船体です。大きさ比較のタバコの箱と比べてみました。




Aパーツです。艦橋の主要部分が入っています。ドアやハシゴ、細かなスリットなどです。




Bパーツです。艦橋の上部レーダーなどの基部です。現用艦らしく幾何学的な面構成です。



C・Dパーツです。甲板部です。右写真Dパーツの定規は30センチですが大きさが分かるでしょうか?




Eパーツです。右上は主砲基部周囲の囲い、細かい穴がびっしり開いてます。レドームや上構造です。




Fパーツです。スクリューや錨、波除など小物パーツ類です。マストのトラスパーツも見えます。




Gパーツ。主砲やボート、レーダーなど艤装品類です。




Hパーツです。2枚入っています。主武装の対艦ミサイルは本体も入っています。また、発射管の扉は開閉選択式です。




Iパーツ、これも2枚です。艦の小物艤装品です。救命筏や浮き輪などが有ります。



艦載ヘリコプターのカモフKa28。CBS2003とは機体の成型色が変わり差別化が図られています。



船用の大判デカールです。ヘリポートのラインもデカール化されています。