IDAPテクノロジー 1/72 PD72229
米・マック NOシリーズ 重牽引トラック
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 マック NOシリーズ 重牽引トラックは、第二次世界大戦期にアメリカ合衆国で開発・運用された、大型の6輪駆動の牽引用トラックである。NOは、開発したマック・トラックスの社内での開発コード形式名である。マック 7.5t トラックなどの呼び方をされる事もある。
マック NOシリーズ 重牽引トラックは、第二次世界大戦期のアメリカ軍で、M1/M2"ロング・トム"155mmカノン砲のような重火砲を牽引する目的で開発された、重牽引トラックである。開発はマック・トラックス社で1940年から行われ、1942年になって、最初の試作車のNO-1が完成し、240mm榴弾砲を牽引する評価試験が行われた。NO-1は5種類の牽引型トラックの最初の試作モデルで、キャブ部分はハードトップ型であった。小改良された初期量産型のNO-2はソフトトップキャブ型で、ウィンチはフロントバンパーの内側に装備されていた。NO-2は1943年に403両が生産された。続くNO-3とNO-6は、NO-2とほぼ同じ仕様の牽引型トラックで、1943年から1944年にかけて、1,097両が生産された。最終量産型のNO-7は、1944年から1945年にかけて、550両が生産された。これらの車両のいくらかは、第二次世界大戦後、イギリス軍、フランス軍、ベルギー軍、オランダ軍に供与された。