IDAPテクノロジー 1/72 PD72358
日・試製四式重迫撃砲(ハト)
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陸軍は1943年〜1944年にかけて制式化されたばかりの三式三十糎迫撃砲を搭載する自走迫撃砲を計画した。秘匿名称「ハト」と名づけられた新型自走迫撃砲の車台には四式中型装軌貨車が使用され、4輌が試作された。1944年〜1945年にかけて陸軍士官学校でハト車の実用試験が行われたが戦力化されないうちに終戦となり、実戦に参加することはなかった。
三式三十糎迫撃砲は最大射程が3,145m、砲弾の重さは170kgあった。砲身の重量は1.5t近くもあり、これを制御するのは非常に困難なため砲身の俯仰角度は50度で一定だった。射程の変更は弾薬量の調整によって行われた。