Aモデル 1/144 AM1406
プロバイダー C-123J 雪上仕様輸送機
価格はリストに掲載されています。ご覧下さい。

フェアチャイルド社のC-123Bプロバイダー輸送機は1953年登場。
最高速度394キロ、航続距離2366キロ。

プロバイダー輸送機の系列の機体は、それぞれ目的に合ったエンジンが
使用されているようです。プロバイダー輸送機は現在までに合計302機が
製造されており、このC-123Jは、雪上滑空用として11機が製造されました。

1/144スケールなのでコレクションにも最適。発売されている同社の
フェアチャイルド・プロバイダー系列と比べるるのも魅力かと思います。



パーツの形成色はライトグレー。機体全長は15センチほどです(実機では
21.6mほど)。機体表面には凹ラインが施されています。まさにクラフトマン
チックの技。主翼とボディ接合のダボは浅いので、がっちり固定するには
接着剤を多めに使用することをお奨めします。



主翼・エンジンナセルのパーツです。全幅も20センチほどです。右主翼の
下面パーツの接着面には「NAZiMKOV」の文字が掘り込まれています。
おそらくこの原型者の名前でしょうか?また、増槽パーツ取り付け用の
だぼ穴を開孔するのをお忘れなく。




プロペラパーツはちょっと各羽根の長さが微妙に違うような…。
そんなことは気にせず、カウリング、シートなどを含めて軽くペーパー掛け
してやると良いでしょう。バリもナイフできれいに取り除きましょう。

増槽の左右の合いは気合で合わせて下さい。



1/144スケールなので可愛らしい9気筒エンジン。
(それらしい)主輪はバリも無く(?!)きれいに抜けています。



雪上へ離着陸をするため主輪・前輪下にスキッド(そり)が装着されます。
機体内部の床面パーツも入っています。このランナーは白です。
雪をイメージしたのでしょうか。



ノーズ(機体先端)下に取り付けられるスノーブレードのパーツ。東北新幹線
のスパッドのようなものでしょうか?実機にしたら結構大きいです。



透明パーツのランナーを含めて9枚のランナーで構成されています。
透明パーツは1/144スケールでは透明度は許容範囲では。。。
一番大きいクリアパーツは接合部分が本体と一体となるのでこの部分は
シャープに処理したいですね。窓枠とガラス面の境目が曖昧な部分も
あるので、マスキングがんばりたいところです。



デカールはアラスカで使用されたアメリカ空軍のものが入っています。
膜面は薄くつや消しです。

塗装はライトグレーと銀。先端と尾翼の赤は、よいポイントとなるでしょう。
ハンブロールカラーで塗装指示がなされています。