コンブリック 1/700 CS70010
露・装甲巡洋艦パーミャチ・アゾーヴァ・1890
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  全長115.6m・排水量6734トン・レプシロ機関2機・速力16.8ノット・203mm砲2門・152mm砲13門・380mm魚雷発射管3基

パーミャチ・アゾーヴァは1890年に竣工したロシア海軍の装甲巡洋艦。航洋性と居住性が優れていたため皇太子ニコライ・アレクサンドロヴィチ(後のニコライ2世)のお召し艦として知られる。ニコライ・アレクサンドロヴィチが日本で襲撃された大津事件時の乗艦でもあった。1902年バルト海で修理の後、砲術練習艦となる。日露戦争時には老朽化で参加せず。1906年オーバーホールと改装が行なわれ機関の変更やマストを2本に変更などを受けた。1906年乗員の反乱が発生し一時艦は革命部隊に占拠されたが反乱は鎮圧された。1907年に備砲を47mm4門とされ練習艦「ドヴィナー」なる。1915年バルト海に展開する英軍潜水艦の潜水母艦となる。2月革命で臨時政府により艦名を元の「パーミャチ・アゾーヴァ」に変更。1919年ロシア内戦で白軍を支援する英軍の魚雷艇によりクロンシュタット湾で2本の魚雷を受け横転、1923年引き上げ後倉庫として使用。1927年解体。

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