コンブリック 1/700 CS70065
伊・装甲艦イタリア・1886
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  全長124.7m・排水量13898トン・ボイラー円缶16基+楕円缶8基・レプシロ機関4基2軸・最大速力18ノット・421o連装砲塔2基・150o砲7門・120o砲4門・356o魚雷発射管4基・最大装甲480o

本級は、イタリア海軍が自国の沿岸防備を主任務として建造した。前級「カイオ・デュイリオ級」の竣工前の1875年に本級の建造が承認されている。本級のコンセプトは「歩兵一個師団を乗せて敵国の侵攻する海岸に迅速に急行できる速力と、海上から砲撃支援のできる火力」であり、造船官ベネデット・ブリンの設計で纏められた。仮想敵国フランス海軍の戦力増強が続く中、自国の長大な海岸線からの上陸侵攻に備えることが建造の主目的であった。

船体中央部に主砲バーベットを配置し、この上に43.1cm後装砲4門が配置された。主砲バーベットは、右舷側が前寄り、左舷側が後ろ寄りに配置されたアン・エシュロン型の配置としている。

カステラマーレ造船所で1876年7月起工、1880年9月29日進水、1885年10月16日竣工。1905年に近代化改装。1909年にラ・スペチアで水雷学校付属練習艦に類別。1914年に除籍。1915年に一等補助艦に類別しブリンディシで砲台任務に就く。1917年に穀物運送船に改造。1921年に除籍解体処分。
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