コンブリック 1/700 CS70077
仏・装甲巡洋艦デュピュイ・ド・ローム・1895
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  全長111m・排水量6676トン・レプシロ機関3基3軸・速力19.7ノット・19.4cm単装砲2基・16.3cm単装砲8基・42cm魚雷発射管2基


デュピュイ・ド・ローム はフランスが建造した世界初の装甲巡洋艦である。基本設計は造船提督のルイス・マリー・アンヌ・ド・ビュシィの手により纏められた。設計内容は同年代の前弩級戦艦「マッセナ」を小型化し、装甲を減じ、代わりに速力を増加したものである。この設計は当時のフランス海軍で支配的だった青年学派と言う戦略思想に基づいている。艦名は世界初の蒸気推進装甲艦「ラ・グロワール」を発明したアンリ・デュピュイ・ド・ロームに因む。
装甲巡洋艦とは、湾曲した水線下装甲を持つだけであった防護巡洋艦には、高性能炸薬により高初速化した弾丸、および速射砲によって手数が増え攻撃力の高くなった近代巡洋艦に抗しきれないとフランス海軍が判断し、舷側水線部に垂直装甲を追加した艦種である。
本艦は1888年に起工、1895年に竣工した。本艦の使用実績によりフランス海軍は、装甲巡洋艦は火砲の発達に対抗できる有効な艦種であると判断し、既存の防護巡洋艦を装甲巡洋艦へと更新し始めた。1905年に主ボイラーをノルマン式石炭専焼缶20基へと更新し煙突は三本煙突となり、後部ミリタリーマストは簡素な単棒檣となった。1912年にペルー海軍に売却されたが、引き渡されず1920年にベルギーに売却され高速貨物船に改造されて「ペルヴィアー(Peruvier)」号となった。
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