コンブリック 1/700 CS70529
独・小型巡洋艦マインツ・1909
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全長130,5m・排水量4362トン・タービン機関2機・速力26.3ノット
10.5cm単装砲12基・5,2cm対空砲4基・魚雷発射管2基
コルベルク級小型巡洋艦の1隻


マインツ・1909年就役、 第2偵察群に配属第一次世界大戦勃発時、ドイツ軍はヘルゴラントで哨戒任務を行うため北海に巡洋艦および水雷艇を配備した。1914年8月28日ティリット提督率いるハリッチ戦隊にてドイツの哨戒船を攻撃するヘルゴラント海戦が発生した。
マインツとケルンおよびガツェレ級アリアドネを含めた3隻は、哨戒任務に就いていたシュテッティン、フラウエンロープおよび通報艦ヘラを支援するために割り当てられた。07:57にハリッチ戦隊は、シュテッティン・フラウエンロープと交戦を開始した。09:47、マインツはイギリス艦隊の背後に回り込み退路を断つよう命じられ、偵察用の水上機と共に行動を開始した。12:30頃、マインツはイギリスの巡洋艦アリシューザと数隻の駆逐艦に遭遇し、交戦を開始した。交戦開始から15分後、3隻のイギリス巡洋艦が現れ、マインツは数的優位な英軍から逃れようとした。追跡していたイギリスの巡洋艦は数発の命中弾を記録したが、マインツは濃い水幕に隠れて離脱した。しかし、別のイギリス艦フィアレスと6隻の駆逐艦が左舷に現れ、退避中のマインツを攻撃した。マインツは駆逐艦ローレル、リバティ、レアルテズに対し砲撃を行い、ローレルは損傷により撤退を余儀なくされ、レアルテズは機関室への直撃弾により無力化された。13:00頃、イギリスの巡洋艦の一隻からの砲弾がマインツを襲い、舵を右舷に10度押し込んだ。乗組員は船の針路を修正するために左舷のエンジンを停止したが、舵の不調は改善しなかった。 13:20までに船体上部に激しい損傷を受け、マインツは火器の大半が効力を失った。さらに駆逐艦リダードからの魚雷が左舷に命中し、艦長は乗員に艦を放棄するよう命じた。14:10、マインツは左に横転し、北緯53°58′東経6°42′の位置にて沈没した。交戦中、英国はさらにドイツの巡洋艦2隻、アリアドネおよびケルンを最小限の損失で撃沈した


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