ローデン 1/35 RE35823
独・オペルプロバガンダ観光バス-エアロ軍用タイプ
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  ドイツのエッセン市にあるルードビック兄弟社は、数年前からドイツの大手自動車メーカーのトラックのシャーシベースに独自設計の車体を取り付けていました。 1930 年代、ルードビック商会はオペル社と特に緊密に協力しました。 オペル・ブリッツ3tトラックの登場後、ルードビック兄弟社は、この車両用にいくつかの新しいコンセプト ボディを開発しました。
そのうちの1台は、流線型で丸みを帯びた新しい車体を備えたバスでした。ルードビック・スタジオのデザイナーは、トラックやその他のバスで一般的に見られる伝統的なオペルの形状から逸脱し、ボディ前面に新しい丸みを帯びた形状を作成しました。 ボンネットは、前輪のフェンダーとエレガントに組み合わされていました。 ボディ後部には、巨大な魚のヒレを思わせる空力的な紋章がありました。室内は、通常の座席配置とも異なっていました。最良の眺めを得るために乗客の椅子が窓に対して45度の角度で配置されていました。 後席は、ソファのような椅子となっていました。
このバスは、当時でも生産はかなり高価だったため、ルードビック工房で個別に作られていました。 しかし、第二次世界大戦が始まると、これらの車両のうち少なくとも1両が国防軍に徴用され将校の輸送などに東部戦線で使用されました。